三重大学伊賀研究拠点      

2016年5月26日

音羽城跡を訪ねて

加藤 進      社会連携特任教授
紀平 征希    研究員 
木澤 良昭     (公財)伊賀市文化都市協会

       

 そろそろ暑くなってきたので、伊賀の城跡めぐりも一休みです。最後は北伊賀の音羽城跡です。音羽城跡は、福持、福

地、田矢伊予守城跡と同様の中世城館では珍しい石垣を堪能できます。周りもよく整備されています。まず航空写真から

みてみましょう。中央のの白い場所が城跡です

 


 案内板のある坂を登り、獅子柵にたどり着きます。これを開けて中に入ります。写真は虎口をしたから見上げています

GPSGarmin 20e)、カシミール3DGPSを連動させて、入口からの標高変化をみてみましょう。
 

 
比較的標高は低い城跡です。矢印が登り口です。地図でみると田矢伊予守城跡がちかくにあります。しかし、途中の山が

邪魔をして見通しは無理です。5km
程度ですから、何か狼煙にかわる情報の伝達手段があったと思われます。
 
写真1
 

この城は何と言っても石です。写真1を見てください。穴をあけて

石を割った様子が明瞭にわかります。残念なら大きな石は殆ど崩

落しています。しかし、1か所ですが、曲輪の内部を石で固めた

箇所が残っております。

 
写真2 わずかに残った明瞭な石垣
写真2をみてください。90°の角度が出ています(赤の○部分、

音羽城跡の縄張り図、伊賀の中世城館から引用)。
 
 
図1  音羽城跡の縄張り図(伊賀の中世城館から)

 図2   登坂図
 


登り口から虎口を見上げる
 
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