三重大学伊賀研究拠点      

2016年7月16日

企画展「The NINJA」
忍者食イベント「ごはんでござる。」~忍者食を科学する

久松 眞     伊賀研究拠点副所長 

       

  日本科学未来館で「The NINJA 忍者ってナンジャ!?」が始まって丁度2週間目の7月16日午後5時から夕食イベン

トが開催されました。親子ずれ30名の参加でした。会場7階会議室1で、忍びの任務を遂行するときに準備した携帯食

(忍者食)の作り方と使用目的などについて簡単な説明を受けたあと、受講者自身が普段は農民と同じ生活をしていた忍

者は「日常はいったい何を食べていたか」をイメージし、そのあと実際に未来館のスタッフが創作した忍者の日常食事を

食べる企画でした。約30分の説明が終わった頃に忍者姿をしたスタッフが「ごはんでござる」と教室に呼びに来て教室

の隣にあるレストランへ移動しました。

忍者姿のスタッフから、忍者口調で夕食の内容の説明があったあと、みんなで「いただきます」を言ってから食べまし

た。玄米で作ったおにぎりと大きな梅干し、そば粉は生薬であったこととタンパク源として野生の動物も食べたことから

エゾシカ南蛮がのったおそば、お豆腐とゆず味のお味噌がうまくマッチングした田楽、鮭とばやキノコやゴマやホウレン

ソウなど栄養価の高い食材がバランスよく味もよい皆が満足できた未来館レストランの創作料理でした。食後は兵糧丸と

よく似た丸い形のデザート。おからときな粉ベースに小麦ふすまもおそらく入っていたと思いました。おいしかったけれ

どこれまでに味わったことのない食物繊維豊富なデザートでした。

子供達からは忍者食についてたくさんの質問をいただきました。帰ったら夏休みの課題研究として再現してみたいと質

問にこられた親子もおられました。忍者食に含まれる生薬の入手の仕方とか、よく似た効用の一般食材を利用することで

も忍者食の再現を楽しむことができることなど生き生きとした会話ができた夕食イベントでした。



いろいろと工夫された忍者風日常食

忍者姿のスタッフが食事の内容の説明

生薬の実物を手にして自分で忍者食再現を思案しているところ
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